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でこすけの日々

手術の結果

虎太郎は連日の麻酔、苦しい手術にと本当によく頑張りました。


昼間、先生から来院依頼のお電話が。

今日に限って、しろおは試験でいません。
なので、一人で病院へ。

電話があった時点で、覚悟はできていました。
だから院長先生から
「ご主人は?一人で大丈夫?」と言われた時も
「覚悟はしてきましたので、お聞きします」と冷静に言えました。

「思っていた以上に良くなかったです・・・」と先生。

画像、内視鏡での映像と
先生の絵で説明をして下さいました。





胃と脾臓の間に腫瘍ができ
腫瘍が胃底部を巻き込むように転移していました。
また幽門近く(胃と腸をつなぐ部分)にも腫瘍があり
幽門狭窄を起こし、食べ物を受けつけられなかったので
嘔吐を繰り返していたようです。

脾臓は全摘、胃の一部を摘出。
腸を切って、胃とつなぎ、食べ物が胃から腸へ流れるように
バイパス手術を行ったそうです。

病院では病理検査ができないのですが
切除した組織を顕微鏡で見る限り
「悪性でほぼ間違いない」とのことでした。

切除した腫瘍、脾臓、胃の一部を見せてもらいましたが
腫瘍は直径4㎝ほどはあったと思います。

また内視鏡の映像で見ると、胃には数個のポリープもありました。

腫瘍はリンパに出来ていたので
腰の炎症も転移のようです。
おそらく癌は全身に回っているだろうと・・・。


2週間後の病理の結果を待ってみないことには
今後の方向性が決められませんが
抗がん剤を使うか、それとも痛みを和らげながら自宅療法でいくか
ホスピスを選択した場合の余命は3ヶ月はないと言われました。

虎太郎はとりあえず元気でいるそうです。
そして1週間後くらいには退院できると。


私たちには泣いている暇はありません。
何より虎太郎が無念だと思います。
もっとたくさんボール遊びをしたかっただろうし
美味しいものも食べたかったでしょうし。

当面の目標は12月16日の4才の誕生日を無事に迎えることと決めました。
欲を言えば12月24日のしろおの誕生日まで頑張ってほしい。


虎太郎がいたおかげで、私たちの人生は深みが増しました。
虎太郎の存在に救われたことは数限りありません。
虎太郎は、私たちにたくさんの幸せを与えてくれました。
なので虎太郎の最期のその日まで
感謝の思いを持って過ごしていきたいと思っています。

ちょっと辛いブログが続きそうですが
虎太郎が今生きている証なのでお許し下さい。



by deko-taasan | 2006-11-12 20:33 | sick relation

病気になんか 負けないよぉ!        虎太郎との愉快な&ドタバタな  日々の生活
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